ル・マン 24 時間レース。

日本時間の午後 10 時過ぎ、今年のル・マン 24 時間レースが終了しました。
今年もディーゼル勢である Audi と Peugeot の直接対決という構図が展開されることに。
ディーゼルエンジンを擁したマシンは、Audi のニューマシンである R15 TDI が 3 台、同じく Audi の R10 TDI が 2 台、そして Peugeot の 908 HDi FAP が 4 台 (そのうち 1 台は Pescarolo) の、合計 9 台。
過去 2 年ともに、絶対的なスピードで勝る 908 が予選にてポールポジションを獲得しつつも、最終的には Audi に優勝を持っていかれていたという状況でした。それだけに今年は並々ならぬ思いがあったのでしょう。
3 年に渡り熟成を重ねてきたマシンで、ようやく優勝を掴み取ることができました。
その内容に関しても、残念ながら Pescarolo の 908 がクラッシュを起こしてしまったものの、昨年までの懸念材料をほぼ払拭した素晴らしいものでしたしね。
Audi に関しては今年は本当に残念としか言いようがありません。ニューマシンということもあってでしょうか、終始トラブルに悩まされていたようです。来年こそは、磐石な体制を築いて R15 で駆け抜けてほしいところですね。
それにしても清々しいほどの Peugeot の強さでした。本当に、おめでとう。 そして、皆さんおつかれさまでした。