薬院にあるラーメン屋「麺劇場 玄瑛」へ行ってきました。

今日のお昼は中央区薬院にあるラーメン屋「麺劇場 玄瑛」へと行ってきました。

14 時前と、お昼の時間帯を随分と外しつつけやき通りを通っていたところ、「五穀」にも「泰元食堂」にも行列が。
ある程度の覚悟を決め「玄瑛」の前へと来てみると、案の定、数名の方が外で待っていますね。
お腹が空いてはいますが、待つこと自体は嫌いではないので、静々と最後尾へと並びます。
それから程なくして店内へと案内され、今回は「鴨玉つけ麺」をオーダー。

と、いう訳で。こちらが「鴨玉つけ麺」 (1,000 円) 。ただ、メニューをいくら眺めても、それらしい表記はありませんでした。どういうことなんだろう。

麺をアップで。

そして、つけ汁も。
食べ方を説明を伺ったあと、いざ。まずは麺の上の卵を崩し、和製カルボナーラ的にいただきます。
緩やかに縮れた麺はむちっとした食感、味の濃い卵と少量のダシとが合わさり、見事なまでに麺の旨さを引き立てています。
2 口、3 口と麺を楽しんだ後、いよいよ鴨すき風のつけ汁と一緒にいただきます。レンゲの中で小さなラーメンを作るような感じで、とのアドバイスです。
甘辛いつけ汁に卵のまろやかな風味に包まれた麺、これは正しく鴨すきでございます、ええ。
つけ汁の中には鴨肉、白ネギ、三つ葉に、オレンジピールかな。軽く焼かれた白ネギの香ばしさは、思い出しただけでも食欲をそそられてしまいます。
そして何よりも、全体を通しての薫り高さに心底驚かされます。どの素材もしっかりとした薫りを持ち合せているにも関わらず、それらが相殺されるのではなく、素晴らしきまでの昇華を成し遂げているのです。
麺を食べ終えた頃合いに、スープ割りのためのだしが提供されます。
最後までおいしくいただきたいと思わせ、そしておいしくいただくことができるというのも凄いですね。
「玄瑛」でしか楽しむことが出来ない、「玄瑛」であるからこそ楽しむことが出来る、そう思わせるつけ麺です。いやはや、ごちそうさまでした。

店名 麺劇場 玄瑛
住所 福岡県福岡市中央区薬院 2-16-3
電話番号 092-732-6100
営業時間 11:30-14:30 (O.S.) / 18:00-24:30 (L.O.)
日曜・祝日 11:30-22:00 (L.O.)
定休日 無し


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