pdaXrom導入の実況

昨日pdaXrom環境が操作を受け付けなくなりましたので、本日は環境の再構築を行いたいと思います。
とは言え、前回の構成はLの御方ことLixさんの環境をそのまま引き継いだだけでしたので、pdaXrom環境を自分で導入するのは今回が初めてということになります。
今後のためのことを考えて、実況という形を取りつつメモを残しておきたいと思います。はてさて、どうなることやら。
まずはQt環境に戻したいと思います。これは「pdaXromがインストールされている状態で、pdaXromを再インストールは結構面倒」であるという極めるLinuxザウルス pdaXromで作る最強環境の文章を受けてものです。
具体的にどう面倒なのかは解りませんが、解らないことは回避するに越したことは無さそうなので。
しかし、Qt環境のNAND Backupは取っていなかったので今回はTRIsoft: Sharp, PDA, PMT, sl-c860, zaurus, donwloadsから拝借することに。
ダウンロードしたアーカイブを解凍し、"systc860.dbk"というファイルをFATフォーマットされたSDカードのルートディレクトリに置きます。
SDカードをザウルスにセットし、バッテリとACアダプタを抜き、キーボードの"M"と"D"を押した状態でACアダプタを差し込めばサービスメニューが起動します。
サービスメニュー3ページ目にある"NAND Flash Restore"を選択し、指示に従い復旧を開始します。5分程度で復旧は終了しました。Cancelキーを押し電源を落として通常起動を行います。
いざQt環境を起動させてみると日本語は表示されていないし(恐らくNAND Backupの内容の問題)キーボードからの入力は受け付けないという状態で軽く凹みかけましたが、もうこの際見なかったことにしてpdaXromのインストールを始めたいと思います。
http://www.pdaxrom.org/index.php?showid=8&menuid=11のサイトから"kathrin-1.1.0beta1-corgi.zip "をダウンロードします。この時点での最新バージョンであるversion 1.1.0beta1です。
ダウンロードしたファイルを解凍し、"initrd.bin""tools.tar""update.sh"の3ファイルをFATフォーマットされたSDカードのルートディレクトリに置きます。
ザウルスにSDカードをセットし、ACアダプタとバッテリを装着した状態で"OK"キーを押しながら電源を入れます。メンテナンスメニューが表示されます。
メンテナンスメニューの4番目、アップデートを選択しアップデート経路を選択します。今回はSDカードからのアップデートということですね。
アップデート実行の際に警告文が出ますが、これは"はい(Y)"を選び次へ進みます。
pdaXrom Installerが起動したら、メニューから"1 Install new ROM"を選び……あれ、選べないんですけど(汗
……キーボード入力、受け付けてくれませんorz どうしよ(汗